特別定額給付金申請書(10万円給付申請)が届いたけど、こんな簡単な用紙ですら分かりにくい。これではオンラインシステムなどできっこない。

10万円給付の申請用紙がとどきました。(特別定額給付金申請書というのですが、この用語分かりにくいです)
 「これが、あの問題の分かりにくいという用紙か?」などと思いながら、とりあえず必要内容を記入しましたが、確かに一部間違いやすい。
 給付対象者と、「親切」にもその世帯の住民一覧表があり、その横に「希望しない」とする☑チェックがあるのですが、なぜか「希望しない」という文字が小さく、そしてバックが「グレー」になっているので、とても見にくい、おそらく裸眼で視力0.2程度以下だったり、乱視あるいはちょっとした老眼だと、読めないかも・・・・。「希望しない」の文字など、横の「給付対象者」の列がかなり空いているから、ここを狭めれば、簡単に文字を大きくできます。こんなところが、「つべこべ言うな」的なお役所仕事。お客様のこと考えている、お店だったら絶対にこのような書式にはなりません。
 そして、さらに間違えやすいのは、受け取り方法の所にある☑。ここは受け取るために☑をいれるのですが、一つの用紙に「受け取らない」☑と「受け取る」☑が併存しています。申請書にはこの二つの場所しか☑ヶ所がないのに・・・。もし私が上司で部下がこんな書式を作ったら、即刻作り直しを命じます。

※追記※ ここで述べている「申請用紙」は、東京○○区のものを基にしています。ネット上の情報を見ると市区町村によって、基本は同じもののはずなのに、細部に至ってはこれまたバラバラ(色使い含め)。これだけネット上で様々な市区町村ごとの用紙記入例と、そのまた解説情報が出ると、本当に混乱の極みです。これだと「公的なネット情報」が混乱を招きかねません。市区町村担当者は、たぶん自分の地域の対象者のみを念頭に置いているかもしれませんが、インターネットは全世界に広がっていて、全世界の人がアクセスするということを踏まえてほしく思います。

 ということで、この申請書、間違えないように書きましょう。

 ところで、この申請書に記入しながら思ったのですが、役所系のオンラインシステムが使いにくかったり、すぐにクラッシュするのは、こういうお役所的な発想も大きく影響していると思います。 オンラインシステムは、とくに行政サービスについては基本的に双方向性が求められます。しかし、日本のお役所は「お上」意識が強く、物事の発想も一本庶民社会とはかけ離れています。縦割り行政で横のつながりも弱いし、手続きの煩雑さ、用語の分かりにくさ・・・。
 だから、今のお役所の発想で作られた申請書なり、問い合わせフォームなりをそのままオンラインにしてしまうと、基がダメなので(今回の申請書のように、背反する内容のチェックが同じように記されていたり)、とたんシステムがクラッシュしてしまうはず。だから修正に次ぐ修正で対処することになり、そこがまたトラブルの基になる・・・。

 日本の多くのお役所は、いまだに問い合わせにはきちんと答えなかったり、国民や住民の権利を無視して情報公開しなかったりしていますから、この「お役所アナログシステム」はそのままデジタルシステム化やオンライン化すると、破綻して動かなくなると思うのです。
 今回の様々な交付金やら支援金をめぐってお役所のシステムが破綻しているのは、コンピュータの性能や容量や回線の問題ではなく(IT業者は、たぶんそんなこといってシステムアップを提案し、大もうけしようとするはずですが)、要はお役所の基の「形」がダメ、ごく基本的なところ、初歩的なところの書式や用紙一つ一つがダメなのです。だから、このオンラインシステムの問題は、役所の基本を(つまり利用者側:納税者・住民側にたっての仕事にする)を変えなければ解消しないと思います。それを放置したままで、やたら税金を投入しても,業者や天下り団体を天下り役員を太らせるだけです。
 しかし、キャプテンシステム以来、そしてあの埼玉県霞ヶ関に設置されたスーパーコンピュータ以来:あれって結局どうなった? どれほどの血税が、この「公共システム構築」に無駄に投入されたか? 検証する必要があります。年金制度(破綻と放漫運用)の問題とデータシステム構築問題は、日本の大きな闇の部分と言っても良いと思います。

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この記事へのコメント

  • キャプテンシステムって、懐かしい言葉。
    消えたね。

    申請書は、まだ届かず、マスクもまだ。
    気長に、待ちます。

    明日から、新しいステージの始まり!
    楽しみながら、生活しようと思う。





    2020年05月24日 15:50