アベノミクスならぬ「アベノミス」選挙の結果は、果たして自民党の大勝なのか?

12/14衆議院選挙の結果から、自民党の圧勝と見る人が多いのですが(マスコミなどは安倍政権の脅しが効いたのか? 開票前から自民単独で300越え確実みたいな報道をしていた)、果たしてそうでしょうか?

まず、自民党が議席を減らしたこと、そして自民党よりも右翼にいた「次世代の党」が壊滅的になったこと(あんな差別的で無根拠のCM流しているのだから、当然といえば当然)、「維新」は現状維持のようだけど、実際はみんなの党からの加入者がいるので勢力は縮小、と考えれば「改憲勢力」は、選挙前に比べて20議席以上の減ということになります。

公明党は基本的には「平和」の党なので(かなり怪しいけれど)、一応「中道」と見ると・・・。政権与党内での改憲を巡る動きに微妙な変化があると思われます。

さらに、共産党が大きく議席を増やして21議席、社民党とあわせた「左派」は23議席と、なり伸張しました。瀕死の社民党が火事場のなんとかで持ちこたえのは驚きですが、行動力と調査力がある共産党が伸張したので、今後国会は多少緊張感あるものになるはずです。そして、生活の党と無所属のリベラル派には自民党にやかましい者たちが若干います。

今回の選挙は結果的には「みんなの党」の議席の取り合いのような形になりましたが、その票が「左派」に流れました。そのみんなの党の遺産を多少もらった民主党が73議席というのは、健闘なのか凡戦なのかどうかはさておき(前原や野田のような市場原理主義者と阿部知子や枝野某という「左派」まで含まれているので、この党の微増をどう評価するかは難しいのです。議員によっては自民党のリベラルよりも「右」だったり、酷い「市場原理主義者」だったりします)・・・・・。

民主党は「二大政党制」という幻想の上に成り立っている政党ですが、それは今回のような選挙(アベノミクスという、名ばかりの「政策」を巡る選挙)では、政策が明確でなく(脱原発と言うけれども、多く当選した東海地区の候補者は、実際は原発推進派です)、玉虫色で総花的な民主党の方針では票は集まらなかった(いまだに、マニュフェストのトラウマがある?)。

一方、今回の衆議院選挙、クーデター的に行って圧倒的な改憲・軍拡推進の多数派を目指した安倍首相にとっては、大きな計算違いだったのではないでしょうか? 

首相本人は、「勝利」と盛んに言っているようですが、自民党が議席を減らし、足かせとなる公明党の重さが増し、安倍別働隊のような「次世代の党」の20議席弱が消え失せたのだから、「何のための選挙だったのだ?」と問われたら答えに窮することでしょう。

で、結局は思惑外れの「安倍のミステイク」つまり「アベノミス選挙」だったのではないか? と思うのです。

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