松本龍復興担当相は、はまるで自民党政権末期の泡沫・世襲政治家。

松本龍復興対策担当相の放言が問題となっていますが、この人物の立ち居振る舞いを見るにつけ、「なってはならない人」との感を持ってしまいます。

祖父は、全国水平社運動、そして今日の部落解放同盟の基礎をうちかため、差別と闘い続けた松本治一郎(ただし、治一郎の養子である松本英一の息子)ですが、この松本龍氏のどこに、差別と闘い、苦しい生活を続けている人々とともに生きてゆくという、面影があるのでしょうか?

父である松本英一の財産(なぜ? 部落差別と闘っている人がこれほどまでの財を築けるのか?)と、部落解放同盟という巨大組織の後ろ盾があり、「三世政治家」として地方豪族のような存在の松本龍氏は、まるで自民党政権末期に、泡沫のように次々と現れては消えていった大小の世襲政治家(麻生元首相をはじめ今では名も思い出せない者もいる)です。

私は水平社運動から部落解放同盟に至る部落解放運動の歴史を、日本史の光としてこの上なく大切に思いますが、松本龍氏からは、この歴史も運動も全く感じられません。それは、有り体に言えば「この人物を見ればわかるだろ」というレベル、このような人物(しかも、東北を根本的に軽視する)に震災の復興を任せるなどとんでもなく、この人物をして重要な職務に就かせた菅直人(「馬鹿菅」といって良いでしょう)も、国民に深く謝罪した後に即座に職を辞するべきであると思います。

それにしても菅直人自身があれだけ批判して止まなかった麻生太郎と同じような感覚で同じようなバカさ加減を持った者が民主党にも現れるとは(実は、まだ何人かいるようですが)・・・・。自民党は、この松本龍のような閣僚を臆面もなく次々と要職に就かせて崩壊したのに・・・・。

ほとぼりが冷めたら原発村の一員よろしく、原発擁護の動きを見せたり、銀行と東電救済に汲々として大増税をはかったりと、民主党政権は完全に破綻しています。とにもかくにも民主党には人がいません。

松本龍氏には、いまも差別裁判と闘い、「狭山差別事件」での自らの無罪を求めて全国各地を行脚し、あらゆる社会差別の撤廃に向け活動している、石川一雄氏の姿を自らの鑑として欲しく思うのですが、特権的なその立ち位置では石川一雄氏が見えないか? 「人の世に光りあれ」との祖父達の活動も、サングラスをかけていては、その光が届かない?

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