「悪夢のような民主党政権」に思う。

安倍首相(あるいは自民党総裁)が、自民党の会合で、民主党政権時代を「悪夢のような」と語ったことについて、民主党側から(いろいろな民主党側から)、強い反感、反論が出されています。

しかし、こんな「悪夢のような」発言など、「そうでしょ、自民党にとっては悪夢だったでしょうね」とぐらいに反論しておけば良いのではないかと思います。

実際、労働者にとっては、民主党政権当初のつかの間の(政権交代による)「短い春」以外には、良いことなど何もなかったような政権なのだから・・・、その面でも「悪夢」ではないか?

「悪夢」といわれて、いきり立っているのは現在の「立憲」や「国民」民主党の人達のようですが、では訊ねたい。民主党政権は「悪夢」でなかったのか?

民主党政権の基本的経済方針は「市場原理主義」と「新自由主義」です。野田氏や前原氏あるいは長妻氏も基本的には市場原理主義経済で、だからこそ「旧い」利権構造を壊しての「事業仕分け」(利権と市場の再配分)を目玉政策として敢行し、そして破綻したのです。残ったものは社会保障が、脆弱な日本の現在の姿や、膨張し続ける消費税などなどです。

また、原発を容認したのも民主党政権であり、福島原発事故の後になって、事故情報を隠蔽し続けたのも民主党政権(これは今の立憲民主党が中心)ではなかったか?

民主党政権の支持母体である「連合」は、3/11後のメーデーにおいて、原発事故に繋がるプラカード、スローガンを禁止し、さらに「原発事故被害は風評被害」として、福島の野菜を配りました(放射のチェックや、サンプルの保存などしたのでしょうか?)信じがたい「悪夢」ではないか?

現在の問題は、これら民主党政権下での「悪夢的出来事」(これは自民党・安倍総裁のいう「悪夢=自民党が下野して辛酸をなめた)とは違う、本当の悪夢です)を、いまの「民主党」が総括も反省もしている節がないことです。

民主党政権とは何だったのか?なぜ、破綻し、だれが責任をとったのか?

いまの「民主党」の方々には、きちんと「悪夢」を振り返って欲しく思います。

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