「21世紀の資本」が話題。ならば、マスコミには日本の麻生や安倍一族の不思議に切り込んで欲しい。

トマ・ピケッティ氏による「21世紀の資本」が話題を呼んでいます。
私も、大きな本屋に平積みされているそれを立ち読みすることにしました(しかし、ハードカバーが反ってしまっていて、それを補うために「ビニ本」とされているのは、いかがなものか?)。

面白そうですが、約6000円は予算外なので、数年後にブック○○に200円で並ぶまでは、立ち読みや図書館利用で済ませたいと思いました。
しかし、この本がマルクスの資本論と比較して語られるのは大げさすぎると思います。なぜならば、あくまでも資本主義の現状確認の内容で終わっているからで、しかも資本主義本国と「その周辺」の関係が分析されているのでもないようです(立ち読みなので内容把握には限界があるけれど)。富裕層への累進課税などを掲げても、それでは「帝国」(これはA・ネグリ氏らによる概念でピケティ氏によるものではないが、日本もそのうちに入る)本国内の、格差を幾分緩和すればよいというところに落ち着いてしまうし、さらに考えれば、「帝国」内に新たに形成される「周辺」についてはどうするのか?という問題にも対応できなのでは?

この本が、USAで良く読まれたのは、その「帝国」の本体を壊すのではなく修正する道が示されているからかもしれませんが、日本ではどうかな?

テレビや新聞に登場する経済学者や評論家・文化人の多くは、この「21世紀の資本」に戸惑うでしょうが(なんで、こんなに分厚い本を読まなければならないのかと)、新自由主義やネオ・ケインズ主義しか馴染みのないもの達に、これをもって「マルクス」の可能性と思って欲しくはないのです(さらに、この本の「欠陥」をもって、資本主義の正しさを確信したりしないで欲しい)。

それに、いまだに、マスコミからは、この本を日本の状況に照らし合わせて語ことが少ないのも不思議です。
日本は、「21世紀の資本」を語るに、わかりやすい者たちが入るのに・・・。

すなわち、いまや国会の多数派となっている世襲的な政治家(富者の群れ)です。その代表とも言えるのが、中小企業経営者を「努力しない」と揶揄してはばからない麻生太郎財務大臣であり、「家系の誉れ」のために時代錯誤の歴史修正主義に走る安倍首相です。彼らの頭脳では(英語だけがUSAの中学生レベルで話せる?)、日本の「貧困層」家庭に生まれたら・・・・。と思うのは間違いでしょうか?

安倍氏や麻生氏が、日本の政権のトップにいるのか? そこに劣化する日本と、資本主義の根本的問題があると思うのです。マスコミはまず、ここを「21世紀の資本」から語って欲しいのです。

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