6月11日の脱原発行動、夕刻の新宿西口は1万人超の脱原発の声。

画像
昨日(6月11日)は東日本大震災発生から3ヶ月ということで、全国いや世界各地で様々な催しが行われました。
大震災は、地震と大津波による広範囲で大規模な破壊・人命の喪失という被害、そしてその一つではあるがきわめて深刻な東電福島原発の事故・爆発的破壊に特徴付けられます。

このため、震災3ヶ月の催しは失われた命を追悼する催し、大津波・地震による破壊からの復興に向けた催し、原発事故に関連しての脱原発の催しという三様となり、それぞれ多くの人達が集まりました。

このうち、脱原発を目指す動きは100万人アクションとして全国・全世界的な取り組みとなり、東京では大きな集会・デモが3ヶ所、シンポジウムや学習会あるいはコンサートが多数行われました(100万人アクションに登録された催しは全国で170余ですが、登録されていない催しもあります)。

東京での3つの集会とデモの参加者の実数は、私が実際に参加したり、参加者から得た情報では渋谷が1000人、芝公園が3000人(主催者発表6千人)、そして新宿が5000~6000人というところでしょうか?

もっとも多くの人が集まったのは新宿ですが、この新宿(集会は中央公園並びの公園)のデモも、集会時は500人程度でした。ところがこのデモは、警察の分断規制もありなかなか進まず、そして分断されて新宿を一周しているうちに合流する人が急激に増えてふくれあがりました(開催場所がわかりにくかった)。

新宿デモの解散予定地であり「脱原発広場」とされた西口アルタ前周辺は午後6時を過ぎた頃、ここから「参加」した人、芝公園-東電デモや渋谷デモから流れてきた人も合流したので一時、一万人を超える人であふれました(写真はその中心部)。見物人をあわせるとそれこそ数万の人であふれたのです。ということで、この新宿行動は主催者発表で2万人の参加ということのようです。「高円寺系」の催しは拘束感が無くて、自由でアナーキーです。主催者発表も、「だいたいこんなもの」という感じ。

ところで、マスコミはこの新宿デモを伝えきれません。脱原発を前面に打ち出している東京新聞でも報道なしです(コラムの「筆洗」では数千人という曖昧な表現)。他のマスコミも主催者側発表の2万人(^^;

マスコミというかマスメディアは、この種の集会やデモについては警察発表と主催者発表しか行いません。少し考えればこれはおかしいことです。「報道」ということからすると、肝心の対象の「数」を数えていないことになります。警察や主催者(今のマスメディアにとっては、それはスポンサーということか?)の発表しかしない「広報代弁機関」であれば、Web上で情報がいくらでも手に入る現在、「マスコミ」は要りません。報道各社のどこが実数に近い参加者を報道できるのか?ということは、どこの報道が正確か?ということになるのですが、各社とも事実を伝えるのはリスクが大きくて尻込みでしょうか?

原発についてなど、これまでは事実を伝えたらスポンサーからの圧力やなにやらで書いたものは左遷られた? そしてマスメディア各社がそうであったために、今回の大事故は起きたともいえます。このことはきっと原発だけに限ったことではないはずです。

昔、新聞記者やジャーナリストは「足」「汗」「頭」の3Aで取材したものですが・・・・。マスコミ・マスメディアの劣化は深刻です。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック