メーデーは5月1日に行ってこそ。

日本で最も大きな労働組合組織である連合によるメーデーが本日行われました。東京では代々木公園に4万2千人(主催者発表)が集まったとされていますが、実数はかなり少ないと思われます。

5月1日には全労連(代々木公園)や全労協など左派組合(日比谷公園)がメーデーを行います。この二つの団体が開催するメーデーへの参加者は連合主催のメーデーよりも多いと予想されています。

連合は、結成以来「メーデー」には様々な工夫を凝らしてきました。スポーツイベントを行ったり、デモを無くしたり、そして、ゴールデンウイークの前半の休日に行ったり・・・。それは、企業内組合・御用組合が多く存在する連合にとって、メーデーが単にスケジュール消化に過ぎないことともいえ(スト権を確立せず、会社と闘わない組合は予算の消化が大変です。メーデーは予算消化に役立つのです)、また、5月1日が平日であった場合は企業が困るということもあります。

しかし、5月1日に行ってこそメーデーです。1886年に北アメリカのシカゴ、ニューヨーク、ボストンなどの労働組合が、8時間労働の実現を掲げてストライキやデモを行い、弾圧を受けたという、闘いの記念日です。8時間は仕事のため(会社のためではありません)、8時間は休息のため(睡眠など)、8時間は自分自身のためという24時間を3分割する考えがそこにはありました。

今の日本は、長時間労働が当たり前になってしまっています。リストラや労働条件切り下げに積極的に賛成し、長時間労働を容認する労働組合さえあります。多くの労働者が1日9時間以上働いています(労働基準法では8時間が限度なのですが、36協定を結び、割り増し賃金を払えば時間外労働は可能です)。加えて通勤時間が数時間、仕事の持ち帰りや仕事の準備も数時間という労働者が多くいます。「仕事のための時間」は10時間をはるかに超えているのが現状です。

5月1日、メーデーの日ぐらいは、会社で仕事があっても休むべきなのです。

メーデーをいつ行うか?どんなスローガンを掲げるか?
労働組合の存在意義が問われています。

この記事へのコメント

ケロル
2007年04月29日 02:02
初めまして!僕もそのとうりだと思います。5月1日、日の出とともに世界中の労働者がスローガンを掲げて行うからこそ、意義がある!今年は有給を取ってメーデーに参加します。ちなみに大阪の全労連、一人でも入れる労働組合「地域労組おおさか」の組合員で職場でも一人で旗を振って要求を掲げてやっています。これからも、よろしくお願いします。

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