オルタナティブ無き民主党、瓦解のへの道

民主党がホリエモンメールのガセをつかまされて右往左往している。この「メール問題」については、少し前に書いたが、民主党の未熟さというか脳天気さにはあきれる他はないと思った。多くの国会議員を要する政党とは思えないほどの政治音痴である。

そして、今回のメール騒動について、何故? と考えてみたところ、ひとつの結論を得た。

民主党にはオルタナティブが無いのである。

オルタナティブとは、もう一つの方法とか、選択とかいう意味で使われている言葉だけど、「もう一つのあり方」「もう一つの世界」という風にとらえた方が混乱しなくて良いと思う。英語が苦手な私は、この言葉の意味が分かりにくかったけど、「オルタ」がスペイン語の「オートロ」(次、もう一つの)と同じラテン語系であること、ナティブがネーティボつまり「自然・状態」ということであることを「悟り」?この言葉の背景と意味をつかんだ(私は英語よりスペイン語の方が少し分かる)。

だから、民主党にはオルタナティブがない。特に「説明責任」云々の泣き言をいう前原民主党には、これは全くない(だれに説明するのか?)。自民党、特に小泉首相あたりと価値観・世界観に違いがないのである。違いがないのであるから、国会の質問でも、政策論議でも、小泉政権をサポートするか、スキャンダラスな面を叩いて、自らの「地位」を高めるかしか「政治」手法が無いのである。

そこには、一部の富裕階層と世界的大資本におもねりながら、日本を市場原理主義をもって「改革」し、労働者・市民の生活を破壊し続ける政策に対する、根本的批判は生まれない。前原民主党と小泉政権の「政策」的違いは全くない。せいぜいディベート的に論戦をして、勝った、負けた、という程度のものなのだと思う。

民主党はいらない。

いま私たちには、自民党・日本の状況に対する、オルタナティブを提起できる政治勢力が必要なのだ。

この記事へのコメント

2006年02月27日 16:57
はじめまして、コメントさせていただきます。
民主党がなさけないのは国民の責任もあると思います(前原もどうしょうもない、永田は頭悪いのは置いときますが・・・)。自民党崇拝主義でガチンコで戦える野党を育ててこなかったツケが一気に噴出してしまってるような気がします。民主党のロジックのなさは見ていてもどかしいですが、けっきょく日本における”保守”というイメージが固定されてしまっていて、国防にしても外交にしても政策に大差なくなってしまってるんじゃないんですかね。小泉と同じ座標軸で争ってる前原では政権交代は無理ですよね。
強い野党の出現を望みたいですが、国民にその意識がないうちは無理でしょうね。まだまだ日本が平和な証拠なんでしょうか・・・